５年ぶりのﾘﾋﾟｰﾄ品に思う事

創業した16年前、加工担当は私1人でした。日々の注文に追われ、工程管理、受注管理、その他、加工以外に関しては、全て後回しにしていました。ですからリピート品の注文が来た時などは、工具は何を使ったかな？どこから加工したか？などと正確に記録しておけば、必要のない時間を、無駄に使っていました。その後、従業員が増えて行く度に、最初はメモ書き程度だったものから、徐々にみんなで、意見を出し合い、校正を繰り返し現在の作業手順書が出来上がりました。(残念ながら、お見せすることはできませんが)

ここからが、本題です。

弊社での旋盤加工では、大きいサイズになる、外径516Φ、内径464Φのテフロン加工品です。前回5年前の製作ですが、加工工程データ、ＮＣプログラム、使用工具など、自社制作した作業手順書によって、完璧に管理しています。従って加工担当者が替わっても、問題なく加工製作に入る事が出来ます。